2012年11月14日 (水)

クマのプーさん

風邪を引いて、一日中横になりながら、クマのプーさんと続編のプー横丁にたった家を読みました。

最後、あまりの切なさにおいおい泣いてしまいました。
鼻水止める薬飲んでたのに、意味なし!
今日も帰りの電車の中でもう一回読み直したら、また泣きそうになって、我慢して鼻をすすりながら本を閉じました。
クマのプーさんって、絵とディズニーのアニメを少ししか見たぐらいで、たわいのないお話なのかなーなんて思って読み進めてたから、ラストが不意打ちで、だから余計に切ない・・・
最後のほうで、クリストファー・ロビンがプーさんに向って、ぼくのことわすれないって約束して。ぼくが百になっても、っていうところなんか、もう涙、涙です。
最後まで読んでから、前書き読むと、前書きも切なくて感動です。
多分、多くの人がディズニーのプーさんのイメージが強くて、こんな切ない物語だなんて知らないんだろうなー
大人になってから、有名な児童文学を読むと、こんな切ないお話だったのかってその奥深さにビックリすることが多いです。
今年の入ってから読んだピーターパンもディズニーのアニメでしかお話を知らなかったけど、原作を読むと冒険の後についても描かれていて、ウェンディはどんどん年をとっていくのに、ピーターパンは子どものままで自分の冒険ばかりに夢中で、ウェンディのことを忘れていってしまう・・・
読んでて、自分にも当てはまることがあり、胸が痛かったです。
いつだって、どんなことでもお別れするときがやってくるんだなー

2012年10月11日 (木)

ガラスの仮面 49巻

楽しみに待っていた、ガラスの仮面49巻読みました。

一ヶ月前から、ガラスの仮面 名台詞カルタと一緒に予約して、その日を待っていました。

予定日が延期になって、美内先生がほぼ出来上がりだったところに待ったをかけたとの噂を小耳に挟み、ちょっと心配になりました。

でもさすが美内先生、こだわりが半端ないのだろうと感心しました。

最新刊は、いくつも盛り上がり箇所があって、ああ次はどうなるの?紅天女は誰の手に?ってなりました。

もう小学3年生ぐらいのときから、ずーっとガラスの仮面を何度も読み返すほど、大好きだったけれど、正直紅天女を二人が争うあたりから、何年も連載が止まったり、久々に出た新作がグダグダな感じだったときは、ガラスの仮面が大好きな故に辛かったです。

でも最新刊を読んで、もう終わりに向かっている気がしました。

49巻でこんなに盛り返してくるなんて、すずえ恐ろしい子!って思いました。

で名言カルタですが、セリフを読んだだけで、その場面が頭に浮かんできてきました。

これでカルタはもったいなくてできないです。

カルタは眺めるようです!

CDは、ちょっといらいないなーって思いました。

それよりカルタがいっぱいあったほうがよかったのになー

2012年7月25日 (水)

死の川とたたかう

富山の地方新聞記者だった八田清信という人が、イタイイタイ病について小学生向けに書いた本「死の川とたたかう イタイイタイ病を追って」を読みました。

ずいぶん前に書かれた本なのに、今の原発の問題とかなりだぶるところがあって、昔のことっていう感じが全くしませんでした。

読む前は読んだら気分が沈むんだろうなとか重い内容なんだろうなって思ってたけど、読み始めたら止まらなくて一気に読んでしまいました。

読み進めていくうちにどんどん事実が明らかになっていって、推理小説を読んでいるかのような感じでした。

しかも電車で読んでたら、胸がつまって泣きそうになって、鼻をすすりながら本を閉じました。
それでチーンって鼻をかんだらスッキリしました。

終戦後まもなく、ある富山の農村の病院で、触るだけでもいたいいたいと泣き叫ぶ患者が何人も運ばれてくる。

布団をかけただけでも激痛をともない骨折して、痛くて寝返りも立つこともできない。
患者は4〜5カ所は骨折するだけでなく、身長もどんどん縮んでいく。

原因は全く分からない。
とりあえず、来る患者がみんないたいいたいというのでイタイイタイ病と名付けられてた。

調べていくうちに患者たちは、そこの農村で育ち3〜4人の子どもを産んだ女性が多いということが分かっていく

最初は栄養失調かと思われたが、女性だけが(しかも子どもを産んだ人)イタイイタイ病になるなんて変だ・・・

患者達は周りからたたりだとか、業病だとか白い目で見られ、家族にも負担がかかり、悲惨な状況に置かれてしまう。

原因が分からず10年以上過ぎたころに、ようやく近くの鉱山がカドミニウムを排水していることが分かってくる。

女性は子どもを産むと、自分のカルシウムを子どもにあげてしまうので、何人も産んだ女性はカルシウムが足りない状態になる。
そこにカドミニウムがカルシウムの代わりに蓄積して、骨がもろい状態になってしまう。

脳は正常だから、とてつもない痛みをともなうことになる。
(激痛が体全体をおおい、体が弱って立ち上がることもできないから、自殺さえできない・・・)

しかし、カドミウムを垂れ流していた鉱山側は、自分たちに原因があるということを認めない。

ここからのくだりが、今の東電と国のありかたによく似ていると思いました。

50年以上前も、今も、日本ってほとんど変わってないなとため息がでてしまいました。

この本を読みながら、誰でも突然病気になって働けなくなるかもしれない、障害をもつことだってあるだろう、それは自分の身におきなくても家族に起きるかもしれない、そうしたらそれを自分はもちたえることはできるのだろうか?って自問自答していました。

自分は持ちこたえられない、それは多くの人だってそうだろうっていう結論になりました。

やはり、どんなになっても生きていける社会のシステムを構築しないとダメだと思う!

そんなことを熱く会社の人に話したら、北欧とかもいいらしいけど、なんかキューバがいいらしいよって教えてもらいました。

そうか!これからはキューバなんだ!!と思いました。

ビバビバ★キューバ!

2012年7月16日 (月)

ガンバ3部作

やっぱりガンバのお話面白いって思いました。

子どものころアニメでやってたガンバの原作本『冒険者たち』を何気に読み始めたら、面白くてやめられなくて一気に読んでしまいました。

いつも、一つの本を一気に読めなくて、途中違う本を読んでしまうのに、今回は最後まで読み切ってしまいました。

小学生の頃に読んで、すごく面白かった記憶があって、大人になって読んだらどうなんだろう?って思ったけど、大人になって読んでもすごく面白い。

ノロイがすごく怖かったイメージがあるんだけど、今読むとそうでもないです。

これを読んでしまったら、ドブネズミのことを嫌いになれないでしょう!

他にガンバのお話は『ガンバとカワウソの冒険』と『グリックの冒険』があるけど、どれも一気に読んでしまいました。

ふつうシリーズものって、1作目が面白いと2作目がだらけたりするのに、ガンバは3部作とも全部おなじくらい面白いです。

もうこれはゴッドファーザーを超えている!と思います。

この作者が描いた他のお話を読みたいと思って調べたら、ガンバの3部作しか書いてないです。

児童文学の編集者をやりながら、一気に書いたお話だそう。

多分、ガンバのお話で自分の書きたいことを書ききってしまったんだろうなーと思いました。

ひとつのお話しか書けなかったとしても、それがずば抜けて面白い作品を残したっていうのが、すごいなーって感動です。

最近、大人の本より絵本とか児童文学のほうが面白いです。
読みやすいし。
簡単なように見えて奥も深いし。

それに魔法とか不思議なことを題材にしたお話が多いから、読んでてワクワクします。

大人の本だって、こういうのをじゃんじゃん取り入れればいいのになー

そんな本を読んでみたいです。

2012年3月24日 (土)

選択の科学

人って案外、自分の意志で何事も決められないものだとずっと思っていて、
そのことがこの本に書かれていて、そうなんだよ!ってひざをうちました。

周りの評価をしらないと、人は自分で評価を決められないって言ったのは、誰だったかな?

自分の場合は、大好きな映画とか音楽や本でさえも、いつも周りの影響を受けているなーって思います。

特に音楽なんて、自分から選択したことがないです。
いつも周りの人にオススメされたのを聞いて、いいなーと思ったのを聴いているだけです。

仲良くなった人がせっかくオススメしてくれたのは、
できることなら好きになりたいので、面白い所とか良い所を必ず探します。

絶対自分の趣味じゃないって思っても、突然理解できたり、何度も聴いているうちに好きになったりすることがあるから、時間の許す限り、人からすすめられたら絶対に手に取ります!

なのに、見たり聴いたりしなくても分かるとか言って、けちょんけちょんにけなしたり、見下したりする人を今までに見てきて、その度になんて鼻持ちならないんだろう、ホントやな奴だ!って思うと同時に、もったいことしてるよなーって思います。

(何事も実際に経験しないと、語るに値しないのに!)

そういう人たちほど、すごい頑固で自信満々な態度の人が多くて、なにかの評価や評判などにマインドコントロールされているんじゃないかなーって思います。

自分の考えや気持ちを疑うことがないのかな?

多分ないんだろうな、だから他人を批判とか見下したりできるんだろうなー

2012年3月 1日 (木)

君たちはどう生きるか

吉野源三郎が子どものたちのために書いた『君たちはどう生きるか』を読みました。

感動して、時々胸がいっぱいになりました。

10代のころ読んだときは、病んだものとかひねくれたものが好きだったので、なんだか理想主義的すぎるなーって思いました。

だからあんまり印象がなかったです。

でも会社の人に薦められて読み直したら、痛い思いとか苦労を沢山したから、作者の伝えたいことが分かって、じーんときました。

本の中に、網の目理論っていうのが出てきて、自分は一人で成り立っているわけではないというのがよかったな。

自分が着ている服ひとつとっても、沢山の人が関わっている。

まずどこかの国の人が綿を作っていて、それをまたどこか別の場所で糸を紡いで、それをまた違う人が洋服を作り、また違う国の人がそれを運び、自分の国へきて、お店で自分が買って今の洋服を手に入れるっていう流れだけでも(大雑把だけど)、世界中の人と関わっているんだなーって、当たり前のことに思い当たりました。

それからこの本が、戦争中の言論が制限された中で書かれていたことを知って、ますますじーんとしました。

自分に正直に生きるってことは、いつも自分の心が試されるってことなんだろうなーって思います。

あーなんて大変なんだろう。

いますぐ負けてしまいそう。

でもこの本を読むと勇気づけられます。

自分のバイブルにいれることにしよう。

2012年2月21日 (火)

女が映画を作るとき

たまたま本屋さんで目にした浜野佐知さんの「女が映画を作るとき」を図書館で借りてきて読みました。

浜野佐知さんは、ピンク映画を300本以上も長い間撮った監督です。

ピンク映画じゃない長編映画を2本撮っています。

こんなすごい沢山の映画を撮っているのに、この本を読むまで全く名前を知りませんでした。

ピンク映画全く興味なかったけど、浜野さんの撮った映画を見たくなりました。

今までの回想録なんだけれど、すごいなー本当にすごいなー、自分にはそれだけの情熱はあるのだろうか?ってつきつけられたような感じがしました。

映画が大好きで、社会派の映画を撮りたかった他のだけれど、大手の映画会社は高卒女性っていうだけで、門前払いで仕方なくピンク映画の現場に入ったのだけれど、その魅力にはまり映画を撮り続けたという方です。

彼女みたいな先輩の女性たちが苦労したからこそ、女性が映画の現場にも入れるようになったんだなーと思いました。

それにしても、映画界のセクハラは凄すぎです。

今はそこまでなのはないけど、本質は変わってないかもしれないと思います。

でも浜野さんもこの本に書いてあるけど、一番堪えるのは、同じ立場である女性たちのいじめとかバッシングなんだと思う。

あと、分かりやすいセクハラはなくなったのかもしれないけど、ちょっとした瞬間になんでそんなにえらそうなんだろうってことはよくある。

最近見た、あるとても評価を受けた若手の男の人が監督の日本映画を見たときに、ん?って違和感を感じたことがあります。

主人公の女性が、自分は中の下ですから、みんなそうでしょ?とか、他の女性登場人物も女性はみんな女狐って言い切るセリフに、この映画は登場人物をネタにして、面白おかしくしたいんだけなんだなって思いました。

細かいことだけど、こんなセリフ、自分の周りの人で言う人(年齢問わず)いないです。

そんなこと目の前でいってる人がいたら、ブッダも言っているけど生き物は全て平等です、あなたの意見を皆も同じだという前提にたって一般論にするのはよくありませんって諭すと思います。

そういうことをいうと、男女問わず、はあ?なんだお前は?みたいな顔されて反感をくらうんだよなー

でもめげない!

負けない!!

2012年2月20日 (月)

みさおとふくまる

会社の人に薦められて、おばあちゃんとネコの写真集「みさおとふくまる」を見ました。

おばあちゃんとネコって最強の組み合わせだ!

素敵すぎです。

お孫さんが撮った写真だそうです。

だから表情がとても自然です。

人間とネコだけど、お互いにかけがえのない存在なんだなーっていうのが、写真から伝わってきて、心がほっこりです。

実家のネコたちに会いたくなったー

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2012年2月12日 (日)

特急おべんとう号

オススメされて、岡田よしたかさんの『特急おべんとう号』を読みました。

お昼休憩中に一人で読んでいて、思わず笑ってしまって、その後即購入してしまいました。

おかずのマラソン大会とか遠足なんて、よく思いつくなー、やられた!って思いました。

ちなみに岡田よしたかさんが書いたもう一つの絵本「ちくわのわーさん」も面白いです。

みんなに無理やり読ませて、一緒にこの面白さを共有したいです。

もし小学生で本が嫌いな子が読んでも、すごい面白いって言うと思います!

こんな面白いのに、なんでベストセラーじゃないんだろうな~

また一つ布教活動が増えてしまいました。

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2012年2月11日 (土)

バット・ビューティフル

イギリスの作家ジェフ・ダイヤーが書いて、村上春樹が翻訳した「バット・ビューティフル」を読み終わりました。

それぞれの章が、著名なジャズミュージシャンの視点を想像しながら作者が書いています。

全くジャズのこと知らないんだけど、読み終わった後はふーって深いため息をつきました。

ここに載っているジャズミュージシャンは、後世に大きな影響を与えたすごい人たちばかりなのに、ドラッグやアルコール中毒になったり、みんな落ちることころまで落ちて亡くなっている。

多分落ちなければ、人の心をうつ演奏を出来なかったんだと思う。

どこだっけかの章で出てくる女性が、とても傷ついたり痛めつけられたりしてるのに、だけど美しい(バット・ビューティフル)って言葉を言っていて、とてもいい言葉だなーって思いました。

本当にすごい人は、通常の生活を送れないんだと思う。

落ちるところまで落ちていって、最後はひとりぼっちになって、道路とかでのたれ死ぬみたいな人にすごく惹かれて、自分もそうなりたいって思うときがあるけど、自分にはそこまでできるのかな??

あとこの本の中で、みんな独自の演奏スタイルを生み出したけど、前の人たちのスタイルを真似して練習するんだけど、どうしても真似できない部分がその人たちのスタイルになったって書いてありました。

むかし聞いた能の話しを思いだしました。

能は全て決まりがあって型がはまってるから、先生の真似をして型どおりにやるんだけど、どんなに真似しても練習しても、その型からはみ出たり、同じことをやってるのに他人と違うところが出てきて、それが個性なんじゃないかっていう話を聞いたことがあります。

だから、個性とか自分らしさをあまり気にする必要はないんだろうなーって思います。